災害研修

九州北部では活発な秋雨前線の影響で記録的な大雨に見舞われています。かなり広い範囲で冠水、亡くなられた方もおられ、自然災害の猛威の前では人間の無力さを痛感させられます。

 

さて先日教育ステーション事業の必須研修である災害研修に参加してきました。去年、大阪は6月に大阪北部地震、9月に台風21号がありました。少し記憶が薄れる今、あらためて災害対策の大切さを学ぶ機会になりました。

はじめに生野区役所地域防災支援のエキスパート、濱崎氏により去年の生野区における災害状況、災害対策の現状、最後には発電器のデモンストレーションがありました。

地震の際、生野区においては津波は想定外、やはり火災が問題になるそうです。そしてあちらこちらで耳にする南海トラフ地震。これまで90-140年サイクルで起こっており30年以内の発生確率は70%以上、必ずやってくる!そうです。怖い...。

台風被害については罹災証明の発行が生野区、浪速区、西成区で多かったそうです。避難所開設のタイミング、周知伝達方法についてもまだまだ課題が多いとお話されていました。

 

自然災害の前では人間は無力と言いましたが私たちができること、すなわち先手をうち立ち向かうこと、備えをすることに尽きるかなと感じました。そしてやはり地元とのつながりが情報にもつながります。みんなで手を繋いで自然災害に立ち向かいましょう!