当ステーションには数人のパーキンソン病の利用者さんがいらっしゃいます。パーキンソン病には『四大症状』と呼ばれる特徴的な運動症状があり、中でも①小刻み歩行②すり足③すくみ足④方向転換時の転倒⑤加速歩行の歩行障害がみられます。あくまで治療はくすりが主体ですが併せて運動などのリハビリを積極的に行うこともとても大切です。
当ステーションにはセラピストがいないため看護師によるリハビリを行っています。その昔はとにかく固まった筋肉をグイグイ動かすイメージでしたが今はまずは筋肉をほぐして姿勢、バランス・立ち上がり・歩き方をアプローチ、もちろん日頃より自己リハビリもやってもらう。でもやり過ぎは逆効果、筋肉疲労を起こさない程度に。そして日常生活に工夫をし、生活動作をしやすく快適に過ごせるよう環境調整を行います。私たちは看護師なのでパーキンソン病のリハビリ研修に行ったり、他事業所のセラピストさんに相談しながら試行錯誤。
写真は6年前から付き合っている利用者さん、開始当初時点で発症して4年が経っていました。他にも疾患があり少しずつADL低下はあるものの今も毎日リハビリ頑張っています。独居、在宅生活を送っています。毎年桜🌸も観に行ってます。来年も観に行きましょうね!(^^)!